2026年06月08日就職・内定

【お仕事図鑑 Vol.2】気になる!キャビンアテンダントの年収は?平均給与を徹底解説

「なりたい」を叶えるヒントがここに、お仕事図鑑の文字。JTBツーリズムビジネスカレッジのブログ用サムネイル。スーツとスカーフ姿の女性が笑顔で案内する画像。ツーリズム業界の様々な職業の年収や必要な資格、魅力を多角的な視点で紹介する記事のアイキャッチ

気になる!キャビンアテンダントの年収は?平均給与を徹底解説

「キャビンアテンダントって華やかだけど、年収は実際どれくらいなんだろう?」CAに憧れている人なら、一度は気になったことがあるはずです。
進路を考えるうえで、お給料の話はとても大切です。保護者の方も「将来きちんと生活できるのか」を心配されるポイントですよね。
この記事では、キャビンアテンダント(CA)の平均年収から、航空会社別・年代別の給料の違い、年収アップの方法までを公的データを使って解説します。読み終わるころには、CAという仕事の「お金の現実」がはっきり見えてくるはずです。


【この記事を読むとわかること】
•    キャビンアテンダントの平均年収と給料の内訳
•    航空会社別・年代別の年収比較
•    国内線と国際線で変わる手当の違い
•    年収を上げるためのキャリアパス
•    CAになるための進路選択

キャビンアテンダントとは?仕事内容をおさらい

JTBツーリズムビジネスカレッジの「お仕事図鑑」CA編。飛行機の機内で、座席のシニア女性に笑顔で水を渡して優しくサポートする日本人客室乗務員のAI生成画像。キャビンアテンダントに求められる高いホスピタリティや、おもてなしの仕事内容を伝えるリアルな機内サービスの挿入写真

結論からお伝えすると、キャビンアテンダント(CA)は「空の安全と快適を守るプロフェッショナル」です。 華やかな接客のイメージが先行しがちですが、本来の最大の使命は「飛行機内の保安要員」としての役割です。

CAの主な仕事内容は次の通りです。
•    機内安全のための保安業務(緊急時対応・避難誘導)
•    機内サービス(飲み物・食事の提供)
•    乗客の案内・サポート
•    機内販売や免税品の販売

つまりCAは「接客のプロ」であると同時に「緊急時に乗客の命を守る訓練を積んだ専門職」でもあるのです。だからこそ、相応の給与体系が整えられています。
次の章では、いよいよ気になるキャビンアテンダントの年収について見ていきます。

キャビンアテンダントの平均年収はいくら?最新データで解説

厚生労働省の「職業情報提供サイト job tag」によると、キャビンアテンダント(客室乗務員)の平均年収は約572万円前後です(令和7年データ)。
これは日本の給与所得者の平均年収(約460万円)を上回る水準です。「華やかなだけでなく、給料もきちんとしている」のがCAという仕事の特徴です。

公的データで見る平均年収

項目 数値
平均年収 約572.5万円
平均月収 約35~40万円
平均年間賞与 約92~110万円
平均年齢 30代前半
平均勤続年数 約7~9年

(参考:厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」客室乗務員)

一般職と比べてどうか

20代後半〜30代前半の女性の平均年収と比較すると、CAの年収はおよそ1.2〜1.5倍ほどになります。特に国際線を中心に乗務する場合、各種手当が手厚く、さらに年収が上がる傾向があります。

💡 ワンポイント
同じ航空会社でも「国内線中心」と「国際線中心」では年収に差が出ます。国際線のほうが滞在費・時差手当などが加算されるためです。
次の章では、航空会社別・年代別の年収を具体的に見ていきましょう。

航空会社別・年代別に見るキャビンアテンダントの年収

CAの年収は、所属する航空会社と経験年数によって大きく変わります。

航空会社別の年収目安

航空会社の種別 平均年収の目安
大手フルサービスキャリア(JAL・ANAなど) 約500〜600万円
中堅航空会社 約400〜500万円
LCC(格安航空会社) 約300〜400万円
外資系航空会社 約400〜700万円(会社・拠点による)

JALANAなどの大手では、平均年収500万円超えが一般的です。一方、LCCは給与水準が抑えられている分、勤務形態が比較的安定しているという特徴があります。

年代別の年収推移

年代 年収の目安
20代前半(新人〜3年目) 約300〜400万円
20代後半 約400〜500万円
30代 約500〜600万円
40代以降(チーフ・教官職) 約600〜800万円

CAは勤続年数とともに着実に年収が上がっていく職種です。さらに、チーフパーサー(機内責任者)や訓練教官になれば、年収700万円を超えるケースもあります。
次の章では、CAの給料がどんな内訳でできているのかを解説します。

キャビンアテンダントの給料の内訳と手当のしくみ

CAの給料は、基本給+各種手当という構成になっています。一般的な事務職と違い、手当の比率が高いのが大きな特徴です。

給料の主な内訳

項目 内容
基本給 月給の土台となる金額
乗務手当 フライト時間に応じて支給
国際線手当 国際線乗務時に追加支給
時差手当 時差のある路線で支給
深夜手当 深夜時間帯のフライトで支給
滞在費(パーディアム) 海外ステイ時の食事代など

「飛んだ分だけ給料が増える」仕組みになっているのがCAの特徴です。月によってフライト数が変わるため、毎月の給与額も変動します。

国内線CAと国際線CAの年収差

国際線中心のCAは、国内線中心のCAよりも年間で50〜100万円ほど年収が高くなる傾向があります。理由は、国際線手当や時差手当、長時間フライト手当が加算されるためです。

💡 ワンポイント
「将来は世界中を飛び回りたい」という人は、国際線中心のキャリアを目指すと年収面でも有利になります。
次の章では、CAの年収に関するよくある疑問にお答えします。

キャビンアテンダントの年収に関するよくある疑問Q&A

検索でよく見かける疑問を、ひとつずつ整理していきます。

Q1. 新人CAの初任給はどれくらい?
A. 大手航空会社で月給21~23万円程度です。これに乗務手当が加算されるため、実際の手取りはもう少し上がります。年収にすると約260~300万円程度が新人時代の目安です。

JTBツーリズムビジネスカレッジの「お仕事図鑑」CA編。デスク上に並ぶ、客室乗務員の給与データや年収推移のグラフを表示したタブレットと書類のAI生成画像。制帽やスカーフが添えられたプロフェッショナルな航空業界の雰囲気とともに、CAのリアルな待遇を解説する挿入写真

Q2. CAはボーナス(賞与)はもらえる?
A. 大手航空会社では年2~3回の賞与があります。 平均で年間2〜4か月分が支給されるケースが多く、業績連動で変動します。

Q3. 派遣社員や契約社員のCAの年収は?
A. かつては契約社員からのスタートが一般的でしたが、現在は新卒から正社員採用する航空会社が増えています。 契約社員時代は年収が低めに設定されていますが、正社員登用後は同等の給与水準になります。

Q4. 外資系CAの年収は本当に高い?
A. 拠点(ベース)によって大きく異なります。 中東系の航空会社(エミレーツ航空・カタール航空など)では、宿舎費や食事代が会社負担になるため、実質的な手取りは日本より高くなるケースがあります。

Q5. CAの年収は今後も安定している?
A. 観光業の回復とともに需要は再び高まっています。 コロナ禍では一時的に厳しい時期がありましたが、訪日観光客の急増・国際線の復活で、CAの採用は活発化しています。

次の章では、年収をさらにアップさせるためのキャリアパスを紹介します。

年収アップを目指すためのキャリアパス

CAの年収を伸ばすためのキャリアパスは、大きく次の3つに分かれます。
ひとつ目は、チーフパーサー(機内責任者)を目指す道です。経験を積み、機内全体のサービスと安全を統括する立場になることで、年収は600〜800万円のレンジに入ります。
ふたつ目は、訓練教官や採用担当への異動です。新人CAの教育や採用面接を担当する内勤ポジションに移ることで、安定した収入とキャリアの幅を得られます。
みっつ目は、外資系航空会社への転職です。語学力と実績を武器に、より給与水準の高い海外キャリアに挑戦する選択肢もあります。

💡 先輩からの一言
「英語+第二外国語を話せると、国際線への乗務チャンスが一気に広がります」(現役CA・30代)
次の章では、CAになるための具体的な進路について解説します。

キャビンアテンダントになるための進路選び

CAになるためのルートは、大きく次の3つです。

ルート メリット 注意点
4年制大学→ 航空会社新卒採用 採用枠が比較的多い 大学での専攻は不問だが英語力は必須
専門学校 → 航空会社採用 業界直結のカリキュラムで実践力が身につく 学校選びが重要
短期大学 → 航空会社採用 早く現場に出られる 採用枠は限定的

どのルートでも共通して求められるのは、英語力(TOEIC600点以上が一つの目安)・接客マインド・健康な体の3つです。
実際にCAを目指すなら、業界とのつながりが強い専門学校で学ぶことで、現役CA講師による指導や航空会社へのインターンシップなど、リアルな現場感覚を早くから身につけられます。

JTBツーリズムビジネスカレッジの「お仕事図鑑」CA編。複数の旅客機が見える空港の窓辺で、ペンとノートを手に凛とした笑顔を浮かべる、客室乗務員を目指す若い日本人女性のAI生成画像。キャビンアテンダントの夢に向かって学ぶ学生の姿や、航空業界への進路対策を伝える挿入写真

まとめ

最後に、この記事の要点を3つに整理します。
ひとつ目は、キャビンアテンダントの平均年収は約500万円で、日本の平均給与所得を上回る安定した職業だということ。ふたつ目は、年収は航空会社・年代・国内線か国際線かによって大きく変わるため、自分が目指したい働き方を早めにイメージすることが大切だということ。みっつ目は、CAを目指すなら英語力と接客力をバランスよく磨ける学校選びが成功のカギになるということです。
「華やかさ」と「安定収入」の両方を実現できるキャビンアテンダントは、今も変わらず人気の職業です。気になる今こそ、行動を始めるタイミングです。まずは興味のある学校の情報を集めることから、一歩踏み出してみてください。